【夢喰見聞】真柴真
蛭孤/壞壞 Zi Zozo
妄鏡堂 戒吏/ @糧哥哥 COS
攝影/袋鼠 Yu-hsiang Tai
----------------------
時代は大正末期。
帝都の一角にある喫茶「銀星館」にいる「貘」の蛭孤に救いを求めて悪夢に悩まされる者が訪れる。
【銀星館】蛭孤
悪夢を糧とする貘。
二年前より銀星館に住みつき、悪夢と引き換えに相談客を悪夢から解放する。太陽が苦手で、昼間は自室に篭っている。
【妄鏡堂】戒吏
妄鏡堂の主人は今も昔も、妄想に憑かれた男。
妄想を具現化できる部屋が幾つも存在し、戒吏自身がその部屋の鍵となっている。
貘に身体を取って代わられた梓は、妄鏡堂を訪ねてどうなったのか。
貘の記憶に残っていた幼い少年は?
蛭孤のトランクの中身って、それじゃ今蛭孤って呼ばれている彼は一体何者なんだ?
今回は夢の中に「浅草十二階」と「関東大震災」が出てきました。大震災は、なにやら蛭孤自身の過去にも関係ありそうで。
全部で六拾参夜。